①施工前の画像がこちらです。
写真と同じタイプのお部屋3室を躯体構造を見えるまで解体して、柱事や水道管など隠れて見えない部分をしっかり確認します。そうすることで、事前に計画していたことが問題なく行えるかなどがわかります。また、後々不測の事態が起こらないかなど、様々な観点から細部を点検します。
②施工後の写真です。押し入れなども全て取り払い、空間を広くするとともに質感を高めるために施主様と何度も打ち合わせをします。施主様のほうで具体的なイメージがあればそれでよいですが、ない場合はこちらも可能な限りの提案を行います。
③壁面に取り付けたブラケット照明。
当初予定にはありませんでしたが、質感を高めるためにブラケット照明も存在感・立体感のあるものを取り付けました。こういったブラケット照明ひとつでもお部屋の雰囲気は大きく変わります。
②の画像中に見える、床から天井までの格子も質感を高めるために取り付けました。これも存在感十分でお部屋の質感向上に大きく貢献しています。
お部屋をまるごとリフォームする場合には、
- 空間を可能な限り広く取ること
- 質感を高めるために、時に機能性のないものでも取り入れること
- 照明器具は存在感のあるものを選ぶこと
など気を付けてみると良いかもしれません。
本案件は、施主さんにも決めてもらうことが多く大変であったと思いますが、仕上がりには満足して頂けたようで嬉しかったです。
どれだけ工夫して頑張っても、気に入って頂けないのはとても辛いことです。
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